PPPDと暮らす私の毎日|めまいを少しでもラクにする生活の工夫5選

ふわふわめまい・PPPD

こんにちは。れてです。私は2024年秋頃からふわふわした慢性的なめまい・PPPD を発症し現在も症状が続いています。仕事はしばらくめまいがあっても続けていましたが、キツくなってしまい現在は休職しています。

しかし、日常生活もこのめまいがあると制限されます。普通に歩く、スマホを見る、買い物をする──当たり前のことが辛くなるなかで、少しでもラクに過ごせる方法を試してきました。

ここでは、私がめまい中の生活で取り入れてよかった工夫をまとめています。
同じように悩んでいる方の参考になればうれしいです。

れて
れて

PPPDの症状と程度は個人差があります。参考としてご覧ください。

めまい中の日常生活でつらかったこと

歩く時・立っている時のふらつき

私は歩いている時や立っている時の浮遊感や足元のぐらつきがあるので、とにかく歩くのがめまいを感じてつらいです。ふらついていても、足を踏み外したり、実際によろけたりはしないので危険ではないと思っているのですが、不快感をずっと伴います。(周りの人から見れば普通に問題なく歩いているように見えると思います)

スマホ・パソコンがつらい

今は症状が落ち着いてきて、ブログを書いたりスマホやパソコンを数時間見ても大丈夫にはなってきたのですが、最初の頃の症状がひどかった時は画面を見るのが辛かったです。仕事をしていた時は事務職なので基本PC作業をしていたのですが、画面を見ると横に揺れている感じがしたり、焦点が合わなくなってきてしんどい思いをしました。

家事・外出の負担

家事全般もしんどいですが、PPPD 発症の最初の頃は下を向いた時に視界がグラグラしていたので、特に料理は辛かったです。ぐらぐらしながら刃物や火を扱うのも危ないですよね…。今は下を向いた時の揺れは改善されたので、料理は問題なく出来ます。

また、スーパーや洋服屋さんでの買い物は今でもめまいが強まります陳列棚でめまいが強まるのはPPPD の特徴のようです。

私が取り入れた生活の工夫

スリッパをクッション性のないものに変える

底面が固いスリッパを家では履いています。足元がグラグラするので、クッション性のあるスリッパだとふわふわ感が余計まして気持ちが悪い。外履きは比較的底面が固いニューバランスのスニーカーを履いています。本当は固いインソールを入れたいんですが、柔らかいものばかりであんまりないんですよね…。

ブルーライトカット眼鏡を使う

スマホやパソコンを使う時は少しでも目の負担を軽減するのに、ブルーライトカットの眼鏡をかけています。さらに画面の明るさは暗めに設定しています。元々目があまり良くなくぎりぎり裸眼で生活していましたが、めまいを機に視力矯正とブルーライトカット機能付の眼鏡を作り日常的に使用することで少しめまいが軽減されている気がします。

部屋の照明や音を調整する

めまいがあると、明るい照明や大きな音もより敏感に感じるような気がします。私は夏の太陽の光が眩しすぎて気持ち悪くなることがあったので、夏はサングラスをかけていました。また、部屋の照明も暖色系の色にして、暗めに設定。テレビの音も小さくして、字幕をつけて見ています。

お酒は飲まない

めまいが始まった頃飲み会で無理してお酒を飲んだ時に、次の日に足が異様に重くなってしまった経験があり、それからお酒は飲んでいません。(元々は普通にお酒は飲める体質です)PPPD の方はお酒はやめておいた方が無難だと思います。今は抗うつ薬を飲んで治療しているので、そもそもお酒は飲んでは行けないと医師と薬剤師から言われています。

カフェインはなるべく控える

脳を興奮させる作用があるため、カフェインはなるべく控えています。ですがコーヒーは好きなのでカフェインレスで代用しています。普通のコーヒーと変わらないぐらい味が美味しいものもあるので意外とカフェインがなくても大丈夫です。(今度紹介します !)

工夫しても無理な日は、休むことも大切

私はこれらの工夫で、今は何とか日常生活は送れるようになっています。(あとは仕事が不快感なくできれば良いのですが…泣)

それでも毎日めまいの程度が変わり、度合いが重い日は動けない時があります。そんな時はとにかく寝る。寝て起きるとめまいが軽くなることもあるので。

調子が悪い日は家族にも伝えるようにしています。何も出来なくて、悲しくなったり自己嫌悪に陥ることもありますが、めまいがあって動けない自分を責めないでください。ネガティブな考えばかり浮かんだ時は認知行動療法を思い出して実践するのも大切です。

認知行動療法(CBT)で心と体を整える|私のめまい治療法

おわりに

PPPDのようなめまいは、すぐに良くなるものではないからこそ焦らずに自分のペースで過ごすことが大切です。日々の中で少しずつ工夫を重ねることで、前よりラクになる瞬間が確実に増えてきます。

本当に辛くて不快で終わりの見えないこの症状ですが、焦らずに自分のペースで進んでいきましょうね。調子が悪い日も治る方向に進んでると信じるようにしています。

頑張っている皆さんは本当に偉いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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