こんにちは、れてです。
PPPD(持続性知覚性姿勢誘発めまい)を発症してから、抗うつ薬・抗不安薬を飲み始めてちょうど4ヶ月が経ちました。
前回(3ヶ月目)の記事では「安定が見えてきた」と書きましたが、この1ヶ月でまた少し変化がありました。今回は、3ヶ月目との違いを中心にまとめてみたいと思います。
今回は、この3ヶ月でどんな変化があったのか、薬による体調や気持ちの変化について、正直に書いてみたいと思います。
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💊 抗うつ薬を飲んで1ヶ月の効果と状態はこちらに書いています。
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▶︎ ふわふわめまい・PPPD|抗うつ薬を飲んで3ヶ月。効果と今の状態
日常生活の安定は続いている
飲み始めから実感していた、地面に足が沈み込む感覚はなくなり、4ヶ月目も続いています。
- 外出や1日の活動も問題なくできる ☞人混みのアウトレットに行ったり、花火大会にも行けました!
- 朝から憂うつ感がなく、気持ちが軽い
- めまいは完全には消えていないが、「2〜3割の軽さ」に落ち着いている
以前のように「ぐったりして何もできない日」がなくなり、安定して生活できているのはとても大きな変化だと思います。
旅行中の体調
4ヶ月目には、1泊2日の旅行にも出かけました。
普段は安定しているのですが、新幹線を降りたあたりから足の重さやふわっとしためまい感が少し強まりました。行き先は自然のある場所で、気持ち的にはリラックスできていたはずなのですが、長時間の移動や環境の変化はまだ体に負担になるようです。
「日常生活は大丈夫でも、非日常の場面では症状が顔を出す」というのが、3ヶ月目からの大きな違いでした。

漢方をやめてみた
3ヶ月目までは苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)を服用していましたが、4ヶ月目で思い切ってやめてみました。
以前やめた時にはふらつきが強まった気がしたのですが、今回は大きな不調はなし。
「薬の数を減らしても大丈夫かもしれない」と思えたのは、安定が続いている証拠かもしれません。
抗不安薬(リボトリール)を減薬中
3ヶ月目では、一度やめたら体調が悪化してしまい再開していました。
今は医師と相談しながら、少しずつ減薬を進めているところです。(0.1mgの大体半分に調節して飲んでます)今のところ大きな悪化はなく、「依存せずに済むかもしれない」という前向きな気持ちが出てきました。
抗精神病薬(エビリファイ)の効果
3ヶ月目に追加したエビリファイは、抗うつ薬トリプタノールの補強として処方されています。(ですが、先生曰くトリプタノールなしでエビリファイだけでも効果のある方もいるそうです)
飲み始めた頃は「少し良いかな?」程度でしたが、今は全体的な安定感に役立っていると実感しています。副作用もなく、これからもしばらく続けてみようと思っています。
薬への気持ちの変化
3ヶ月目までは「薬に支えられて生活を取り戻してきた」という感覚でした。
4ヶ月目の今は、
- 薬の数を少し減らせた
- 減薬を進めても大丈夫そう
- 必要な薬をバランスよく続けられる
という手応えがあり、「薬に頼りすぎず、上手に付き合っていく」という気持ちに変わってきました。
次の目標は仕事への復帰
次の目標は、仕事への復帰です。今はまだめまい感があるので、通勤やフルタイムへの不安があり、復帰に踏み出せていません…。
以前XでPPPDの皆さんがどうやって働いているのか聞いたところ、たくさんの方が答えてくださりとてもありがたかったです。みなさんめまいがありながらも、在宅勤務などを活用しながら自身で調整して働いている方がほとんどでした。
めまいと付き合いながら極力負担なく働ける方法を模索中です。
まとめ
- 日常生活は引き続き安定
- 旅行ではまだめまい感が出るなど課題あり
- 漢方をやめ、リボトリールを減薬中
- エビリファイの効果を実感し、継続を希望
- 薬との距離感を自分なりにコントロールできてきた
3ヶ月目は「安定が見えてきた」段階でしたが、4ヶ月目は「安定を土台に少しずつ減薬を始め、新しい挑戦もできた」段階だと思います。
これからも焦らず、自分に合ったペースで回復を目指していきます!
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